新築不動産投資は、幅広い人気がある不動産投資です。
しかし、実際にはじめてみて失敗するケースがあるため注意しましょう。
とくに投資知識のない素人が手を出す場合は注意が必要です。
何となく新築物件投資が気になる方が知っておきたい、失敗事例を3つご紹介します。
新築不動産投資で失敗した事例
これから不動産投資にチャレンジする方で、新築物件を狙っているなら注意が必要です。
なぜなら、新築不動産投資で失敗したケースは少なくないからです。
たとえば、数億円の物件を所有し、月々数十万円の赤字が発生しているケースがあります。
なぜ毎月赤字続きなのかというと、利回りが低い物件だったからです。
新築物件は金額が高くなりやすく、初期投資が大きくなり、利回りが低いケースがあります。
ところが、ある事例では営業マンにすすめられ大丈夫だと判断してしまい、利回りの低さに目がいきませんでした。
次の新築不動産投資での失敗事例は、節税効果が低かったケースです。
購入した物件は減価償却期間が長い区分マンションであったことから、節税効果が低く、損してしまいました。
もうひとつ、サブリース契約で失敗したケースをご紹介します。
物件はサブリース契約で、営業マンにすすめられ投資してしまいました。
しかし、毎月管理料として家賃の約10%~15%が引かれてしまいます。
現在は赤字にはなっていませんが、10年後に高額な修繕費がかかることを知り愕然としてしまいました。
将来的には家賃が引き下げられる可能性もあるとわかったケースです。
新築不動産投資で失敗しないための注意点
ご紹介した新築不動産投資のような失敗をしないため、いくつかの注意点があります。
まずは、返済計画をしっかり立てましょう。
営業マンが持ってきた資料だけで判断せず、自分でも無理のない計画なのか調べてください。
無理のない返済計画にするため、返済期間を長くしましょう。
返済期間が長いと月々の返済額の負担が少なくなり、返済が家賃収入を上回るリスクを軽減できます。
また、自己資金は多めに用意して、月々の返済額を少なくする工夫もおすすめです。
投資物件は、需要が高いか事前の確認が重要です。
市場調査をしっかりやれば、リスク軽減はできます。
さらに注意点として、短期間で運用して売却するのは避けましょう。
年数が経てば売却価格が下落するのが一般的です。
短期間の運用であっても下落は避けられないため、売却での利益はあまり期待できません。
また、節税対策やサブリース契約をする場合は、事前にその仕組みを理解しておくようにしましょう。