近年では、将来への不安から投資にチャレンジする方が増えました。
FXや株などは依然人気がありますが、アパートやマンションの運用など、不動産投資も人気があります。
不動産投資においては、一棟目が大切といわれていますが、その理由を正しく理解している方は多くありません。
本記事では、不動産投資一棟目が大切な理由や、覚えておくべき注意点などについて解説をしましょう。
不動産投資一棟目が大切な理由とは
不動産投資一棟目が大切な理由は、一棟目で失敗してしまうと、投資の可能性を狭めてしまうからです。
何事も、始まりが肝心だといわれています。
たとえば、一棟目の物件を購入し、運用をスタートしたとしましょう。
安定した利益を得られれば、蓄えを増やすことができ、二棟目の投資も検討できます。
一方、一棟目の物件であまり利益を得られない、むしろ赤字になってしまう、といった状況ではどうでしょうか。
このような状況下においては、とても二棟目の購入、運用など不可能でしょう。
投資のチャンス、可能性を狭めてしまうため、一棟目が重要であるといわれているのです。
魅力ある物件を手に入れることができれば、安定した利益を積み上げられ、二棟目、三棟目と増やしていける可能性があります。
不動産投資一棟目における注意点
購入する際の注意点としては、年間収支をきちんとシミュレーションすることが挙げられます。
不動産投資で失敗してしまう方の多くは、「おそらくこれくらいの収入は得られるだろう」と、どんぶり勘定で進めてしまいます。
その結果、予想より収入が少なく、支出が多いといった状態になってしまい、悪循環に陥ってしまうのです。
また、良い物件がなかなか買えない方は、その理由をきちんと理解することも大切です。
なかなか良い物件が買えない理由としては、需要の高すぎる物件ばかりを選んでいる、ターゲットを絞り込めていないなどが挙げられます。
今は、インターネットがあるため、さまざまな情報を手軽に入手できます。
良い物件を買えない理由について情報収集をおこない、勉強して知識を増やすことも大切です。