賃貸経営をおこなっている方は、自分が所有している賃貸物件がいかに安全で安心できる場所にすることに気を使っていると思います。
特に、住人同士のトラブルなどが起きると建物自体の評判も悪くなって今後の経営にも影響が出るため、しっかりとした賃貸管理が必要です。
廊下など共有スペースでのトラブルも多々起きるため、事前にどういった例が挙げられるかを理解し、早めの対策を取ってください。
賃貸管理における共有スペースのトラブルとは何か
まずはじめに賃貸管理の観点から見て共有スペースで起こりやすいトラブルとは何かを考えていきましょう。
賃貸物件の共有スペースとは何か
賃貸物件で、客室以外の場所はすべて共有スペースと呼称します。
バルコニーや駐車場、廊下も含まれています。
起こりやすいトラブルとは何か
賃貸物件で起こりやすい事例をあげるとすれば、バルコニーやベランダを巡る近隣住民とのトラブルです。
廊下は、避難時などにスムーズに避難できるようにしておくため、できるだけ荷物を置いてはいけないようにしています。
身勝手な住民が自分の荷物をたくさん置くと、万一の際避難の妨げにもなる上に、周囲への影響も大きくなります。
賃貸管理をする側からすればしっかりと目を光らせ、注意喚起をすることが大切です。
階段やエレベーターについても同様のことが言えます。
常に環境を綺麗にしておくことで、住民が暮らしやすい場所を創り出すことができます。
賃貸管理における共有スペースで廊下に起きやすいトラブルは何か
次に、共有スペースの一つである廊下で起きやすいについて考えていきましょう。
私物を置きすぎる住民がいる
廊下でとくに置きやすいトラブルは私物を置きすぎて通行の邪魔になっている事です。
廊下は、常に人が通りやすいように管理しておかなければなりません。
私物を玄関前に置いていると近隣住民同士のトラブルに発展しますので、万一見かけた場合は速やかに撤去させましょう。
洗濯物を置いていたというケースもある
自室の荷物が増え、部屋干しするスペースが無くなったので洗濯物を廊下に干していたというケースもあるようです。
これは周囲からの見た目も良くないですし、何より他の住民の迷惑になります。
通常では発生しないケースですが、常識はずれな行動をする方もいるので気を付けましょう。