女性や小さなお子さんのいる賃貸物件では、害虫被害を受けないようにしなければなりません。
窓に隙間があるなど害虫が発生する理由が複数あり、また階層によって被害を受ける頻度が異なります。
そこで賃貸物件で害虫被害を受ける理由や駆除費用などについて、ご説明します。
賃貸物件で害虫被害を受ける原因について
賃貸物件の中に虫が入ってくることがありますが、アリやゴキブリなどさまざまです。
いずれの場合もウイルスなどを運んでくるため、害虫被害を受けてしまうことがあるものです。
アリなどが侵入する原因に関しては、複数の理由が考えられます。
築年数が経っている住宅は、経年劣化によって虫が入り込みやすくなります。
それによって隙間ができてしまい、アリなど小さな虫が入り込みやすくなります。
ただ隙間が大きくなってくると、ゴキブリなど大きな虫が侵入してしまうようになります。
また日当たりが悪い住宅は湿気が多くなりがちなので、虫にとっては住みやすい環境と言えます。
そのため、日当たりの良い住宅に比べて害虫被害を受けやすくなってしまいます。
賃貸物件が害虫被害を受けた場合の駆除費用の負担
賃貸物件で害虫被害を受けた場合には、自分である程度は対応をしなければなりません。
虫が侵入しないように常に掃除をする、駆除剤や殺虫剤を使用するといった方法が一般的です。
しかし建物が老朽化している場合には、隙間がいろんな場所にできてしまい、虫が多く侵入してしまいます。
この場合には、大家さんが駆除費用を負担してくれることがあります。
また前に入居していた住民が正しい使い方をしていないことによって、虫が室内に入り込んでしまう可能性もあります。
誰が原因で害虫が発生してしまっているのか判断しにくい場合には、入居者が費用を負担する場合もあるので注意が必要です。
賃貸物件が受ける害虫被害と階層の関係について
害虫被害を受けやすい階層に関してですが、一般的に一階と二階は被害を受けやすいと言われることがあります。
三階や四階になると、下の階層に比べると害虫が入り込む頻度は低くなる傾向にあります。
マンションなど六階以上の階層では、下の階層に比べるとさらに害虫の発生頻度が低くなります。
ただいずれの場合であっても害虫の侵入がなくなるわけではないので、常に室内をきれいにしておくことが大切です。
また万が一の時のために、殺虫剤などを置いておくようにしましょう。