不動産を所有している方にとって、管理会社は大切なパートナーです。
管理会社を選ぶ際には、具体的にどのような業務をおこなっているのかをしっかりと理解しておきましょう。
そこで今回は、不動産を所有している方に向けて、管理会社にはどのような種類があるのか、また業務内容をご説明します。
不動産の管理会社にはどのような種類があるの？
不動産の管理会社は、次の3つの種類に分けられます。
まずはそれぞれの特徴をご説明しますね。
建物管理のみおこなう会社
建物に関してのみ管理する会社で、建物についての知識や経験が豊富な点が強みです。
賃貸管理のみおこなう会社
不動産の仲介のみおこなっている会社で、たくさんの物件を取り扱っています。
物件が豊富なことから、不動産を探している人が集まりやすい点が強みでしょう。
管理と仲介の両方をおこなう会社
不動産の管理をし、さらに入居者の募集や契約業務などの仲介もおこなってくれる管理会社で、大家さんにとっては一括して任せられるので楽です。
また物件の設備なども熟知しているので、不動産の説明もスムーズですよ。
不動産の管理会社における建物管理業務とは？
では不動産の管理会社がおこなっている実際の業務内容についてご説明しますね。
まず建物管理会社は、主に次のような業務をおこなっています。
●敷地内の清掃
●ゴミ置き場の衛生管理
●花壇の維持
●エレベーターや消防設備の点検
●外壁の補修
●設備の点検・交換
●リフォーム工事の提案
このように、建物を清潔に保ち、外壁や設備の不具合への対応が主な業務です。
建物の構造・設備はもちろんのこと、消防法や建築基準法などの法令に対する知識やノウハウも持っていますよ。
不動産を探している方にとって、まずは物件の状態がよいかどうかが決め手ですから、しっかりと管理してくれる会社を選びたいものですね。
不動産管理会社における賃貸管理業務とは？
続いて、賃貸管理会社の主な業務内容を見ていきましょう。
●入居者の募集
●物件の紹介
●内見の案内
●重要事項説明
●賃貸借契約の締結
●集金業務
●更新の案内
●クレーム対応
このように、賃貸管理業務とは、「人」への対応が主です。
入居者に対して、また大家さんに対して、それぞれの窓口になりますから、不動産に関する知識とコミュニケーション能力の両方を持っています。
信頼できる賃貸管理会社をパートナーに選ぶことで、空室をなくし、確実に収入を得られるような提案をしてくれますよ。
