ペットを飼っている家庭の増加に伴って、ペット可の賃貸物件も数多く見受けられるようになりました。
一方で、ペット可の賃貸物件では、ペットに関連したクレームやトラブルに気を付ける必要があります。
そこで今回は、賃貸管理を検討されている方に向けて、賃貸物件でペットに関するクレームが発生したケースをテーマに、その内容や対処法についてご紹介します。
賃貸管理で多いペットに関するクレームの内容とは?
ペットに関するクレームとして多い内容には、次のようなケースが挙げられます。
ペットの鳴き声
ペット飼育ができる賃貸物件でのトラブルとしてよく挙げられ、また解決が難しいクレームの1つが、ペットの鳴き声です。
とくに多いのが、飼い主が不在の時にさみしさから鳴き続けてしまうケースです。
単身の飼育者で、留守にしがちなうえに躾がうまくいかず、飼い主が出かけると鳴き続けてしまうということが少なくありません。
共用部分でのマナー違反
共用部分である廊下でペットを放し飼いにしたり、共用部分でペットが排泄しても飼い主は掃除せずそのままにしているなど、共用部分に関するトラブルも起こっています。
また、廊下だけでなくバルコニーをペットのトイレの場所にしていて、排泄物のにおいがクレームにつながるケースもあるようです。
賃貸管理で知っておきたいペットに関するクレームの対応方法
ペットに関するクレームが起きてしまったときには、次のような対応が考えられます。
賃貸借契約書にのっとって対応
ペットを飼う入居者には、ペット飼育に関する規約を契約前の重要事項説明の際に入念に確認してもらうと安心です。
もしも規約に違反した場合、最悪の場合は退去してもらうことも賃貸借契約書に明記しておきましょう。
掲示板に注意喚起
「ときどき鳴き声がする」「少しにおいがする」といったささいなトラブルは、まずは掲示板に張り紙を出すなどの注意喚起から始めることで、大きな問題に発展することを防げます。
共用部分に監視カメラをつける
共用部分に監視カメラを設置して見られているという意識をもたせることも、トラブル防止策の1つです。
まとめ
今回は、賃貸管理を検討されている方に向けて、賃貸物件でペットに関するクレームが発生したケースをテーマに、その内容や対応方法についてご紹介しました。
賃貸管理をするときは、入居前に賃貸借契約書や重要事項説明書に記載された内容を入居者と確認すること、入居後は注意喚起などをおこなうことで、トラブル防止につながります。
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