賃貸物件管理で重要なのは、やはり空室対策です。
しかしどのようにして空室を埋めれば良いのか、なかなかアイデアを思いつかない方もいらっしゃるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、猫共生住宅です。
今回は猫共生住宅が空室対策に役立つポイントをご紹介します。
賃貸物件管理の空室対策に役立つ!猫共生住宅が少ないのはなぜ?
猫共生住宅は、猫と飼い主が一緒に暮らすための設備やルールが整えられた賃貸物件です。
その数はけっして多いとはいえません。
たとえば東京都内で2匹の猫を飼える賃貸物件を探すと、全体のわずか0.5%に留まります。
いったいなぜ猫共生住宅の数は少ないのでしょうか。
じつは昭和時代まで、猫といえば外飼いが当たり前でした。
避妊や去勢をすることなく、自由に家を出入りしていたわけです。
メスの場合は、やがて子猫を産みます。
すると数が増え、賃貸物件内の柱や壁などは猫の爪とぎによってボロボロになります。
一方、オスがマーキングのためにする尿のにおいも悩みの種でした。
猫を飼育していた方が退去したあとの部屋は、リフォームを施さなければならないほどひどいものだったそうです。
猫の飼育に抵抗感を抱く賃貸物件のオーナーが多いのは、そのようなイメージがいまだ根強く残っているためです。
しかし現在は、室内飼いが主流です。
飼育にあたっては避妊・去勢をすることが多く、しつけもきちんとされています。
かつてほど賃貸物件を傷つけられることは少ないといえるでしょう。
賃貸物件管理で猫共生住宅が空室対策に役立つポイントとは
空室対策にお悩みの方は、猫共生住宅のご検討をおすすめします。
猫共生住宅が空室対策に役立つポイントとして、主に以下の4点が挙げられます。
1つ目は、前述のように猫共生住宅の数がいまだ少ない点です。
そのため猫と一緒に暮らせる点をアピールすれば、他の物件との差別化を図れます。
2つ目は、築年数や立地を問わない点です。
通常は築年数が古く、立地条件の悪い賃貸物件は入居者が集まりにくい傾向にあります。
しかし飼い主にとっては、築年数や立地よりも愛猫と安心して暮らせる点のほうが大切です。
3つ目は、相場よりも賃料を高く設定できる点です。
猫共生住宅の数が少ないからこそ、多少割高でも入居者は集まります。
周辺の賃貸物件の価格を気にせずに賃料を設定できるのは大きなメリットでしょう。
4つ目は、退去しにくい点です。
猫を飼う入居者にとって、新たな猫共生住宅を見つけるのは難しいです。
そのため長く住み続けてもらえる可能性が高い点もメリットの1つといえます。
まとめ
猫と一緒に暮らせる猫共生住宅の数は、まだまだ少ない現状にあります。
だからこそ、賃貸物件を猫共生住宅にすれば他の物件との差別化ができ、空室対策につながるでしょう。
賃貸物件を管理していて空室に悩んでいる方は猫共生住宅をご検討してみてはいかがでしょうか。
私たちなにわのシンデレラは、大阪市の賃貸物件を中心に取り扱っております。
お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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