自身が住む不動産の購入だけでなく、いつかは賃貸物件のオーナーになりたいと考えている方もいらっしゃると思います。
しかし何もしなくても家賃収入が得られるという訳ではありません。
実際にどんなことをしなくてはいけないのか分かりませんよね。
賃貸物件のオーナーは入居者の募集から建物などの管理まで、その仕事内容は多岐に渡ります。
今回は、賃貸物件のオーナーの仕事内容を3つの項目に分けて解説していきます。
入居者の募集に関する仕事内容とは
まずは入居者の募集を1番最初にすべきことではないでしょうか。
入居者がいない状態であればその分の収入が減少しており、空室が長引けば長引くほど経営が苦しくなってしまいます。
そこでいかに空室対策するかが重要でしょう。
入居者の募集は一般的に、賃貸仲介業者に依頼します。
しかし依頼して終わりではなく、業者と密に連絡を取って営業をすることで優先的に紹介してもらえるようなアピールにも繋がるでしょう。
また物件の外観は第一印象となることから非常に大切で、外観で入居を決める方がいらっしゃるほどです。
外観が空室の要因と思われる場合には思い切ってリフォームをしても良いですね。
入居者との契約における仕事内容とは
入居者の募集は仲介業者を通していても、契約はオーナーと入居者の間で結ばれるものなのでオーナーは賃貸借契約書の内容をしっかりと確認しておく必要があります。
そして万が一のトラブルに備えるためにポイントを押さえておきましょう。
契約期間を決める、家賃や敷金の設定、支払い方法などは近隣の賃貸物件を見ながら決定します。
そしてペットの飼育、喫煙、騒音といったトラブルになりやすいことの禁止事項を明確にしておくことで住人同士のトラブルが起こらないように対策することが必要です。
万が一起こった場合を想定した対応策も考えておきましょう。
また契約違反があった場合には解除ができるように明記することも大切ですね。
オーナーがやるべき物件の管理に関する仕事内容とは
部屋の中は基本的に入居者が管理することになりますが、共用部分や外観に関すること、水道やガス、電気といった設備はオーナーが管理しなければなりません。
定期的に清掃したり、点検をしたりと物件の細かなメンテナンスが空室対策にも繋がります。
とくに修繕に関することは費用の負担があるので、事前に業者を見つけておいたり、対応をあらかじめ考えておきましょう。
